Twilio APIsサービスレベル合意書(「SLA」)

このTwilio APIsサービスレベル契約の日本語訳は、参考のためだけに提供されるものであり、法的拘束力はありません。こちらで入手できるTwilio APIsサービスレベル契約の英語版が、法的拘束力を有します。英語版とこの日本語訳版との間に矛盾または不一致がある場合、英語版が優先します。

THIS JAPANESE TRANSLATION OF THE TWILIO APIS SERVICE LEVEL AGREEMENT IS PROVIDED AS A REFERENCE ONLY AND IS NOT LEGALLY BINDING. THE ENGLISH VERSION OF THIS TWILIO APIS SERVICE LEVEL AGREEMENT, AVAILABLE HERE, IS THE LEGALLY BINDING VERSION. THE ENGLISH VERSION PREVAILS IN THE EVENT OF ANY CONFLICTS OR INCONSISTENCIES BETWEEN THE ENGLISH VERSION AND THIS JAPANESE TRANSLATED VERSION.

最終更新日: 2024年2月27日

1. 定義 以下に定義する用語は、本サービスAPI(以下で定義します)に関するサービスレベル合意書(以下「本Twilio API SLA」といいます)に適用されます。

月次実効API可用性比率」とは、A、Bをそれぞれ以下のように定義した場合における (A-B)/A * 100 の値をいいます:

  •  A = 月次合計API時間(以下で定義します)
  •  B = 月次利用不能API時間(以下で定義します) 

APIサービスクレジット」とは、(a) 月次実効API可用性比率が、月次API可用性比率基準値(以下で定義します)を下回った場合、または(b) 正常接続率(以下で定義します)を達成できなかった場合に、本Twilio API SLA第3条(APIサービスクレジット)に従ってお客様が請求する権利を有するクレジットをいいます。APIサービスクレジットは、本Twilio API SLA第3条(APIサービスクレジット)に記載した該当のAPIサービスクレジット比率に、(i) Twilio サービスAPIについては該当の暦月におけるお客様の実際の利用料金、または(ii) SendGridサービスAPIについては該当の暦月におけるお客様の電子メールパッケージ料金を乗じて算出されます。

月次API可用性比率基準値」とは、以下の表の「月次API可用性比率基準値」の見出しの下に記載した比率をいいます。

アプリケーション・プログラミング・インターフェース

月次API可用性比率基準値

本サービスAPI(以下に定義します)

99.95%

TwilioサービスAPI(以下に定義します)(お客様がTwilio Administration Edition またはTwilio Enterprise Editionを購入された歴月内)

99.99%

SendGridサービスAPI(以下に定義します)(お客様がEmail Strategy – Gold、 Email Program Managementまたは Email Program Management & Strategyパッケージ を購入された暦月内)

99.99%

SendGridサービスAPI」とは、「SendGrid」または「Twilio SendGrid」というブランド名のサービス向けのMail Sendアプリケーション・プログラミング・インターフェースをいいます。

本サービスAPI」とは、TwilioサービスAPI(以下で定義します)とSendGridサービスAPIを総称していいます。

正常接続率」とは、お客様によるWeb API v3のMail Sendリクエストであって、該当する暦月において、少なくとも(a) 北米または南米を送信元とする電子メールについては15,000リクエスト/秒、(b) 北米または南米以外を送信元とする電子メールについては10,000リクエスト/秒の割合で 、「202」(受理)のレスポンスを返すものをいいます。正常接続率は、(x) お客様がこのような正常接続率を充足する十分な数の同時接続を利用していること、(y) お客様による電子メール送信リクエストが、(i) 北米または南米を送信元とする電子メールについては、合計6ギガビット/秒、(ii) 北米または南米以外を送信元とする電子メールについては、合計で4ギガビット/秒を超えないこと、および(z) Web API v 3 Mail SendアドレスのDNSルックアップに関して、Twilioの各時点で最新のTTL値をお客様が遵守していることを条件としています。

月次合計API時間」とは、該当の暦月の合計時間数を分単位で表示した値をいいます。

TwilioサービスAPI」とは、「Twilio」というブランド名のアプリケーション・プログラミング・インターフェースをいいます。

月次利用不能API時間」とは、該当の暦月においてTwilioサービスAPIまたはSendGridサービスAPI(該当する場合)が利用不能である時間を、分単位で表示した値をいいます。月次利用不能API時間には月次除外API時間(以下で定義します)は含まれません。

2. ステータス通知 お客様は、TwilioサービスAPIについてはhttps://status.twilio.comで、SendGridサービスAPIについてはhttps://status.sendgrid.comで、ステータスの更新に関する電子メール通知を購読することができます。お客様は、直近30日間 にお客様が行ったメール送信についての正常接続率を表示したレポートをTwilioに請求する権利を有するものとします(権利行使は、お客様がEmail Strategy – Gold、 Email Program Managementまたは Email Program Management & Strategyパッケージを購入した期間中の各暦月につき1回に限り可能とします)。

3. APIサービスクレジット

アプリケーション・プログラミング・インターフェース

月次実効API可用性比率

APIサービスクレジット

本サービスAPI

99.95%未満

10%

TwilioサービスAPI(お客様がTwilio Administration EditionまたはTwilio Enterprise Editionを購入された暦月内)

99.99%未満

10%

SendGridサービスAPI(お客様がEmail Strategy – Gold、 Email Program Managementまたは Email Program Management & Strategyパッケージを購入された暦月内

99.99%未満

10%

更に、契約期間中、お客様がEmail Strategy – Gold、 Email Program Managementまたは Email Program Management & Strategyパッケージを購入された暦月において、TwilioがSendGridサービスAPIの正常接続率を達成できなかった場合、お客様は、10パーセント相当のAPIサービスクレジットを請求することができます。

お客様がAPIサービスクレジットの付与を受けるためには、Twilioが月次API可用性比率基準値を満たさなかったか、正常接続率を達成できなかった暦月としてお客様が申し出る暦月の最終日から30日以内に、Twilio Services API に関してはhttps://help.twilio.com を通じて、SendGrid Services APIに関してはhttps://support.sendgrid.comを通じて、カスタマーサポートに請求を行っていただく必要があります。全ての請求には、(a) サポートチケットの件名を「SLA請求」とすること、(b)(i) Twilio Services APIに関してはhttps://status.twilio.comで、SendGrid Services APIに関してはhttp://status.sendgrid.comでそれぞれ公開するステータスページに基づいて算出した月次API利用不能時間の日付および時刻、または (ii) 正常接続率の不達成の日付および時刻、ならびに(c) 月次API利用不能時間または正常接続率の不達成の文書を含める必要があります。各APIサービスクレジットは、本サービスAPIに関してお客様がTwilioに将来支払うべき金額に充当するものとし、払い戻しの形では利用できません。

4. 除外 以下の (a) から (g) までの場合には、月次API利用不能時間は発生しなかったものとみなします(本Twilio API SLA中にこの規定に反する規定がある場合でもこの規定が優先します)。月次API利用不能時間が、(a) Twilioによる合理的な制御が及ばない要因により発生した場合(そのような要因としては、電気通信事業者に関係する問題もしくは事象、インターネットアクセスの問題またはTwilioが本サービスAPI上でアクセス管理および制御を行っているネットワーク内の地点を超えた範囲で発生した関連問題を含みますがこれらに限りません)、(b) お客様または第三者(Twilioの代理人および下請契約者を除きます)の作為または不作為により発生した場合、(c)お客様の機器、製品およびサービス、ソフトウェア、アプリケーションもしくはその他の技術、アドオンサービスまたは第三者の機器、ソフトウェアもしくはその他の技術(Twilioが直接制御しうる機器を除きます)により発生した場合、(d) Twilioが予定していたメンテナンスであってTwilioが24時間以上前に通知を行うものの実施中に発生した場合、(e) Twilioによる緊急メンテナンス(本サービスAPIの完全性または運用を維持するために必要なメンテナンス)の実施中に発生した場合(Twilioによる通知の有無を問いません)、(f) アルファ版、ベータ版、非公開版、限定リリース版、開発者プレビュー版として識別される本サービスAPI、またはTwilioが提供する同様の本サービスAPIを原因として発生した場合、または (g) 継続的に利用不能な5分未満の時間(「月次除外API時間」と総称します)である場合。本Twilio API SLAは、(x)(i) 提供もしくはサポートが終了した、または(ii) 「Segment」、「Twilio Segment」もしくは「Twilio Engage」(「Segmentサービス」と総称します)というブランド名の製品およびサービスもしくはそのバージョン、および(y) Flex Critical Scenarios(https://www.twilio.com/ja-jp/legal/service-level-agreement/flex-critical-scenarios で最新版が入手可能なTwilio Flex Critical Scenariosサービスレベル合意書(以下「Flex SLA」といいます)に定義されます)の利用不能には適用されません。Segmentサービスに関するサービスレベル合意書(SLA)は、https://www.twilio.com/ja-jp/legal/service-level-agreement/segment-data-ingestion-api で入手可能です。Flex SLAは、Flex Critical Scenariosに関するサービスレベル合意書です。

5. Twilio API SLAの完全なる責任 APIサービスクレジットは、Twilioによる月次API可用性比率基準値または正常接続率の不達成についてTwilioがお客様に対して負う唯一かつ完全なる責任であり、お客様の唯一かつ排他的な救済措置です。

6. 更新  Twilioは、本Twilio API SLAを随時更新することができます。本Twilio API SLAの各時点での最新版は、https://www.twilio.com/ja-jp/legal/service-level-agreement/twilio-apis で入手可能です。